上社山出し、どうなる!
現在長野県では「まん延防止」が3月6日まで延長されました
御柱祭がどうなるのか見守っている方も多くいると思います
明日22日15時に諏訪大社上社御柱祭安全対策実行委員会から報道発表があります。
私が考える不安要素4つあげてみました
コロナの感染対策を行っていれば「曳綱の作成」「メドデコ準備」は大丈夫そうな気もしますが、実際祭りの曳行は参加者確保が心配ですね。機械力導入したとしてもどこまでできるか、皆さんがいつもTVでみたりする御柱「木落し」などのイベントができるのか
判断の日は明日
曳綱
御柱を曳くときに使う綱です
柱の先端に通し穴をあけて取り付けます。およそ200mくらいの長さがあり左右二本あり、4月の山出し用、5月の里曳き用とそれぞれ必要で、綱を作る作業を「綱打ち」といいます
何十本ものすべ縄を折り込み、強度を上げるために藤の根を一緒によっていき、太い所で20㎝程の太い綱を人力で作ります
メドデコ
上社の御柱の特徴でもあるメドデコ
6mほどのナラの木を柱の前後に二本づつツノ状につけられた物です
これも曳行用、木落し用、川越し用とそれぞれ4本づつ計12本以上用意して、氏子が乗るための足場、装飾などをする必要があります
曳行
曳行とは、御柱に先に書いた曳綱を取り付け、氏子が10トン以上ある御柱を人力で引っ張って移動することです
1本の御柱を動かすのに1000人〜3000人の氏子が必要ですので、参加者の確保
安全対策
安全対策は事故や怪我がないようにする必要があります。過去の御柱では死亡事故も発生したこともあります。
また、現状で最も重要なのは新型コロナの感染対策です
ワクチン接種や、PCR検査、体調管理がどこまでできるか、先に挙げたような準備作業に対して氏子に参加強制はできないため参加人数が少ないと曳行できない。